建築事例

 

 

 我が国では古来から建築に木材が広く用いられてきました。それは木材が得やすく、使いやすい材料であった事にもよりますが、なによりも木材の優れた継熱性と吸湿性が高温多湿な気候風土にマッチして快適な生活を保証してくれるからでしょう。
建築材としての木材は、自然の肌ざわり、木目の美しさ、香り、暖かみは、豊かな潤いのある生活には欠かせない材料です。
 特に最上地方の住まいは長い冬と深い雪をぬきにしては考えられません。豪壮、剛健な中にも気品を備えた繊細な技術が光ります。頑丈さにも柔らかな肌をみせる柱、随所に使われた暖か味をかもしだす無垢の木目と調和した優雅な白壁、そして明るい室内とゆったりとした間取りなど、住まい全体があの”木の感触”で満ち溢れています。

 

  

 

  

 

 掲載の写真は金山町による金山町街並み景観条例に基づいた金山住宅です。認定され助成金が交付されました。金山町街並み景観条例についてくわしく知りたい方は街並み(景観)づくり100年運動からどうぞ。金山杉住宅をくわしく紹介している金山杉住宅を作る会もご覧になって下さい。

 

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